以前、記事の中でも書きましたが、20代で投資するにはボーナスが非常に重要です。
投資をはじめたいけどなかなかできない。ぼくもそうでした。
今では、こう思います。まずは実際にやってみればいいのです。
習うよりも慣れろ、ですね。
しかし現在、ぼく自身転職して一年。初年度ということで、昨年はボーナスを満額もらえませんでした。
しかも引越もして、とにかく余裕資金がない!
そんな時、信用取引をはじめようと思いたちました。
そもそも信用取引ってなに?失敗したらどうするの?
心配はつきませんよね。
それでも、信用取引って結構いいものだと思います。
今日はそのあたりのお話です。
お金がなくてもできる
まずは、信用取引の簡単な説明からです。
一言でいえば、証券会社から借金をして株式を買うことです。
担保はなにか。信用取引というくらいだからあなたへの信用?あなたの大事なもの?
証券会社もビジネスです。そして非常にドライです。
担保となるもの、それはお金です。
現金でもいいし、すでに保有している株式でいい場合もあります。
とにかく、あなたの元手を担保に借金をしてより多くの株式を買えるようになるのです。
これはレバレッジというものですが、どこかで聞いたことありませんか?
聞いたことがあってもなくても、これはFXにも存在するものです。
というかFXは「証拠金」という担保による信用取引で成り立ってます。
話を株に戻します。株式における信用取引では、最大で、元手の3倍の金額の取引ができます。
つまり、ボーナス一回分、
このように、レバレッジを利用して、少ない元手で大きな取引ができるのが、信用取引の魅力です。
利益が大きくなる
信用取引は借金による株式取引ですから、少ない元手で大きな投資ができます。
すると、当たり前ではありますが、利益が大きくなります。
例えば、株価2500円の株を200株=50万円買います。
そのまま株価50円あがると、10000円の利益となります。
このとき、信用取引を利用すれば、元手の3倍、つまり株価2500円の株を600株=150万円買えます。
その後同じように株価が50円上がれば30000円の利益となります。
もしくは、株価が18円上がった段階で利益は10000円に到達します。
これが信用取引のよいところです。
もちろん借金をしているので、多少の金利はかかります。
上記の場合、金利2%と仮定すると、150万円(保有株)×2%=30000円/年となります。
これを365日で割った、約82円の支払いが毎日発生します。
それでも、元手が3倍まで増えるので、その分利益が大きくなるのは間違いありません。
金利やリスクとうまく付き合って、信用取引をしていきましょう。
借金への抵抗がやわらぐ
ここまでみてきたように、信用取引とは要するに借金で投資を行うものです。
借金と聞いてどんなことを思い浮かべますか?
取り立て?夜逃げ?消費者金融?チワワ?
などなど。比較的物騒なワードが浮かんだ人が多いんじゃないでしょうか。
もちろん借金なんてないに越したことはありません。
でも、住宅ローン、自動車ローン、携帯電話端末の割賦契約、クレジットのリボ払い、FXなど、意外と借金をする機会って多いんです。
そんなとき、そうかこれ、借金なのか、と思いますよね。
携帯やクレジットはいいと思います。たいした金額ではなく、抵抗もそこまでないでしょう。
でも、家や自動車だとどうでしょう。数百万~数千万の借金です。
さすがに、億単位で借金があることもある芸能人なんかとは次元が違いますが、個人で数千万の借金というと、わりと破壊力あります。戦闘力50万です。
友達や恋人が、おれ(わたし)、数千万借金あんだよね。
となれば、げ、こいつフ○ーザかよ、やべえよ滅ぼされるよ、と、関係性はかわっていくと思います。
でも、ローンって要するにそういうことなんです。
いざローンを組むときに、あ、これ借金なんだ、と尻込みしてしまうこと、あると思うんです。
ただ、信用取引で日常的に借金をして、投資をしていればどうでしょう。
これは信用取引と同じだ。投資なんだ。
と考えることができます。
20代というと、これから車を買ったり家を買ったりする機会がやってきます。
しかも、20代です。お金ありません。ありませんよね?ぼくはないですよ!
当然ローン払いになるでしょう。
そんなとき、「これ、借金か、なんか嫌だな。」と思うより、「これは投資だ。」と思う方が絶対にいいです。
金融機関による金利の違い、変動か固定か。保険はどうするか。
色々な選択肢があります。
リスクとリターンを考えて自分に最適なプランでローンを組む。
まさしく投資ですよね。
このように、信用取引をして、借金による投資があるということを実感を持って理解しておくと、していい借金と、してはいけない借金の判別がつきます。
そして、借金自体への抵抗がやわらぎ、必要な場面で投資としての借金を選びとれるようになっていくのです。
注意点
ここまでメリットばかり強調してきましたが、デメリットももちろんあります。
投資にリスクはつきもの。そのあたりもしっかり意識しましょう。
信用取引のデメリットはずばり、損失額がふくらむことです。
借金をして元手を増やすわけですから、利益も大きくなると同時に、損失も大きくなります。
では、信用取引で失敗してしまえば借金地獄で夜逃げしかないのか?ついにチワワの出番なのか?
さすがにそんなことはありません。これもFXと同じで、ロスカットというものが存在しています。
要するに保証金が基準を下回ると強制的に株式を売られてしまうわけです。
損失がふくらむといっても、(まれに下回ることもありますが)最悪所持金0円までです。
このあたりにも、投資を余剰資金でやるべき理由がありますよね。
なんにせよ、信用取引にはこういったリスクもありますので、忘れないようにしましょう。
まとめ
諸々ありまして、余裕資金を増やすことができず、信用取引を始めてみようと思い立ち、そのメリットとデメリットをまとめてみました。
簡単に言えば、借金による株式投資ですが、やはり実質の元手以上の取引ができるというのが大きな魅力です。
金利等、多少のコストはたしかにかかりますが、それを補って余りあるメリットが間違いなくあります。
レバレッジをかけ、元手の3倍の取引を行い、着実に利益を重ねていきたいと思います。
当然、株価が下がってしまえば、逆に一気に損失がふくらみ元手がなくなる怖さもあります。
普段以上に慎重に取引を行っていこうと思います。
みなさんもこの記事を参考に、メリット、デメリットをしっかり意識しながら、信用取引に挑戦しましょう!
また、今回は触れませんでしたが、株式の信用取引といえば、空売りという手法もあります。
空売りは株価下落時にも稼げる手法ですので、投資の選択肢が増えますよ。
前回、資金のない20代こそ信用取引をやるべきだと主張してみました。
https://20toushi.com/stock-on-credit
今回は、信用取引の醍醐
それでは、お付き合いいただき、ありがとうございました!