株式投資

配当金で月5万円を手にするためにはいくら必要なのか考えてみた

投稿日:2017/06/05 更新日:

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配当金での生活、憧れますよね。


働かずに、株主に分配される配当金だけで暮らしていく。実に素晴らしい。


そのためにいくら必要なのかは、以前じっくり書かせていただきました。

ぼくの目標は、働かずに生活していくこと。 実現するために一番わかりやすいのは、不労所得。 さらにその中でもわかりやすいのは、株式を保有していることで得られる配当


配当金とはなにかというところから説明しているので、そもそもなんで配当金がもらえるの?という人はぜひご一読ください。


しかし、実現のためにはとんでもない金額が必要なのは予想の通り。


そこで今日は、月に5万円、ちょっと多めのお小遣いを手にするためにはいくら必要なのか、考えてみようと思います。

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配当金の相場


まず、どれくらいの配当金がもらえるのか、という相場からみていきましょう。


だいたい1年間の平均利回りが1~2%と言われています。


100万円で年に1万~2万円もらえるというわけです。


配当利回りがよいとされている銘柄でも5%程度ですので、100万円で年に5万円。


…月に5万円は遠い。


いや、まだ結論ははやい。


とりあえず、もう少し現実的な数字になるよう何か別の道を探っていきます。


配当金相場からみる単純な元手


別の道を探る前に、正攻法でいくといくら必要か考えてみます。


まずは単純に年利5%で想定します。


2017年現在、20代真っ只中のゆとり世代なので、想定利回りもゆとっていきます。誰だって配当金狙いで株式を買うなら、利回りがいいのを選ぶはずです。


実際に年間の平均利回りを5%で想定すると、月に5万円、つまり年間60万円を手にするのに必要な金額は下記のようになります。


60万円/年÷5%=1200万円/年


とりあえず、貯金1200万円あるよっていう人は、株買ってください。お小遣い増えますよ。


ぼくみたいに20代サラリーマンで、お金がないよというそこのあなた。


大丈夫です。一緒に考えていきましょう。


配当金はお誕生日会の「ごちそう」


そもそも配当金は銘柄によって年に1~2回もらえるものです。


また、配当金が支払われる月も銘柄によって異なります。


ということは、毎月銘柄を乗り換えれば、12分の1の元手(100万円)ですむ…!!


…残念ながら、そううまくはいきません。


なぜか。その答えは株価にあります。


配当金が支払われる前後、株価の上下が起こるのです。


その理由をぼくなりの解釈で説明します。


例えば小学生の時、誰かの家に友達が一同に介すことはそれほどありませんでしたよね。


しかし1年に1度、誰かのお誕生日がある時は普段とは違う規模で集まります。


なぜか。別にいじきたなくそれを狙うわけではありませんが、「ごちそう」があり、そこにお呼ばれするからです。


この時の「ごちそう」が配当金、そしてそこにお呼ばれするために仲良くすることが「株式を保有」することなのです。


いませんでしたか、そういう時だけ遊びにくる、誰に呼ばれたんだ?というお友達が。


そして、お誕生日近く、つまり「配当金」支払いの直前は株価があがります。


たいして仲が良くもないお友達が、お誕生日が近づくと、どこからかすり寄ってくるように。


そのあとどうなるかはご想像のとおりです。


「ごちそう」目当ての有象無象は、お誕生日が終わった途端、ぱったりと姿を現わさなくなり株価がさがります。


そう次のお誕生日まで。


これが配当金支払い直前で株価があがり、その後株価がさがるからくりです。


少ない元手で月5万円を目指すには


お誕生日前のお友達の例を使って配当金を説明してみました。


しかし、誰になんと言われようと、後ろ指さされようと、できるだけたくさんの「ごちそう」つまり配当金をもらいたいと思うのが心理。


どうすればいいか、考えました。


まずは次の条件を満たす銘柄を2つみつけます。


  • 年間配当利回り5%以上

  • 配当金支払のタイミングが年2回

  • ペアにする銘柄の配当金支払がずれていること(6月と12月/9月と3月 など)



これを探すのに苦労すると思いますが、がんばりましょう。


あとは次の内容を繰り返しましょう。


  1. ひとつめの銘柄の配当金支払日を見逃す
  2. 株価がさがったところで購入
  3. 配当金受け取り後、購入した株価近辺(できるだけ上で)売り抜く
  4. 売却資金を元手に、ペアであるもうひとつの銘柄を、配当金による株価上昇前に購入
  5. 3へ戻る


あくまで理論上の話ですが、これにより、1銘柄分の元手で2銘柄分の配当金を得ることができます。


さあ、正攻法の半分、600万円の元手で、月に5万円を目指しましょう。


まとめ


配当金と株価の関係性を考え、少ない元手で月5万円を目指す方法を考えてみました。


理想を追った、机上の空論だと感じましたか?


たしかにそうかもしれませんが、全く不可能であるとも思いません。


また株価とタイミング次第では、配当金だけでなく売買差益によるキャピタルゲインも狙えます。


悪いほうに転がることもあれば良い方にも転がるのが投資です。


この記事をヒントに自分なりにアレンジして、やり続けてみてください。


月に5万円とはいかずとも、月に1万円、2万円であればそう難しいことではないですよ。


しかしそうはいっても、「ごちそう」はぜひたくさんいただきたいものですよね。


配当金だけでの生活はなかなか難しくとも、まずは月に5万円!


一緒に、お小遣いを増やしましょう!!

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やすこれ
20代「ゆとり世代」が「働かなくていい」ゆとり生活を目指すことを目的としたブログ。現段階のゴールは、投資で毎月「"今の"月給を稼ぐ」こと。


最近、投資以外の投稿もしており、いっそ、ジャンルの枠を取り払おうと、思い切ってブログ移転します。
このブログの記事は徐々に移転していき、他にも、Excel、仕事への考え方、英語など、色々書いていきたいと思っています。
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